・乾電池の液漏れには、【未使用時の液漏れ】と【使用中、使用後の液漏れ】の二つがあります。

【未使用乾電池の液漏れ】
長期保管や外部要因（落下、高温多湿等によるサビ、ショート）などがあります。

【使用中または使用後の液漏れ】
①過放電
スイッチを切り忘れた機器が動かなくなったまま電池を入れっぱなしにしておくなど、機器動作電圧以下になるまで過度に放置された状態の事で、液漏れ、破裂するおそれがあります。

②逆挿入
電池の＋、－を機器の指示とは逆に入れること。電池を逆に入れると電池の性能が発揮されず、電池が液漏れ、破損破裂するなどのおそれがあります。例えば、3個以上の電池の場合、そのうち1個を逆に入れても機器は動作する事が多く、一部の電池が充電され、電池内部にガスが異常発生し、電池が液漏れ、破壊、破損するおそれがあります

③ショート
電池の＋、－を金属などの導電性のもので接触させた状態を言います。ショートは機器の配線異常や電池の誤使用（例えは、2個並列使用の機器で1個を逆挿入した場合）のほか、ネックレス、コインなどの金属が＋と接触したような場合、１度に大量の電流が流れ、電池が発熱、液漏れ、破裂するおそれがあります。