- 瞬間接着剤について
・こぼした直後は、接着剤が固まらないうちに、ポリエチレン製の手袋をした上で、布などで手早く拭き取ってください。拭き取った布を放っておくと、急激に発熱して蒸気が発生し、目やのどを刺激することがありますので、人のいない所へ持っていき、固まるまでそのままにしてください。
・固まった場合は、市販の瞬間接着剤用のはがし液やアセトンを含む除光液などを塗り、布でふき取ってください。完全に取り除くことはできませんが、何度か繰り返すことで徐々に取れます。ただし、樹脂やコーティングされたものについては、表面が溶解、変色させる恐れがありますので目立たないところで試してから使用してください。
- 瞬間接着剤について
・接着箇所から液体が漏れたり、耐熱性を保てない可能性があるためおすすめできませんが、ご利用になっても害はありません。
- 瞬間接着剤について
・レンズがガラスの場合は、市販の瞬間接着剤用のはがし液を綿棒などにしみこませてゆっくり接着剤を溶かして取り除いてください。ただし、コーティング剤は取れる可能性があります。
・レンズがプラスチックの場合は、はがし液で溶けてしまうので、うまく取る方法がありません。
- 瞬間接着剤について
・白化現象とは、接着してはみ出た液が硬化する前に蒸発し、空気中の湿気と反応して、細かい硬化物になって雪が降るように付着するために起こった現象です。
・乾いた布でこするか、市販の瞬間接着剤用のはがし液などで取り除いてください。ただし、はがし液は樹脂を溶解する恐れがありますので、プラスチックや塗装面には、はがし液を使用しないでください。
- 瞬間接着剤について
・接着剤をつけすぎないように、はみ出さないようにしてください。
・接着後は密閉せず、風通しのよい所においてください。
- 瞬間接着剤について
・ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン、フッ素樹脂、PET樹脂などのプラスチック製品や粗めの木材(接着剤が染み込んでしまうもの)、素焼きの陶器など。
・アクリル、ポリカーボネートやポリスチレンはひび割れや、溶けることがあります。
・革、布、紙はうまく接着できなかったり、硬くなって風合いを損なうことがあります。
・入れ歯や差し歯には使用しないでください。また、飲み物や食べ物が直接触れる場所には使用しないでください。
- 瞬間接着剤について
・塗布量が多く、接着剤の厚さが厚くなるほど固まるまでに時間がかかります。できるだけ少ない量で接着し、十分に押さえる様にしてください(塗る時には広げずに、接着面で押し広げるように)。
・接着温度が低いと、硬化が遅くなり接着しにくくなります。接着するものをあらかじめ温めておくと、接着速度を早くすることができます。
- 瞬間接着剤について
・一度、開封された接着剤を保管する場合はキャップ・ノズル等をよく拭き取り、しっかりとキャップを閉めてなるべく湿気が少なくて温度の低いところで保管してください。
(一度、開封すると空気に触れてしまうので硬化しやすくなりますので早めにご使用ください。)
・未開封の接着剤の消費期限は約1年半~2年となっていますが、保管状況により異なります。
- 除湿剤について
中身の液体は、塩化カルシウム水溶液です。除湿剤成分の塩化カルシウムが水分を吸って溜まったものです。
水分を多めに含ませた雑巾でこぼれた場所を水拭きした後、乾いた雑巾で乾拭きします。べたつきが完全に取れるまで水拭きと乾拭きを繰り返してください。完全に取り除いてしまわないと、空気中の湿気を吸って、いつまでも乾きません。
- 除湿剤について
溜まった水を捨てる時は排水として処分し、多量の水と一緒に流して下さい。 なお、金属に液が付いたままにするとサビの原因となり、植木にかけると枯れてしまいますので注意して下さい。
- 除湿剤について
湿度が低く塩化カルシウムの吸湿量がまだすくないためと考えられます。
薬剤の塩化カルシウムは、開封前顆粒状ですが、開封後徐々に湿気を吸収して顆粒が全体に固まったようになり、さらに吸湿していくと液体へと変化していきます。
- 除湿剤について
使用環境により吸湿量は異なります。白い薬剤がすべてなくなり、液体だけの状態になりましたらお取替えください。
- 除湿剤について
通気性のある場所に置いても効果はありません。絶えず新しい湿気が供給される場所では除湿効果は発揮できません。タンスや衣装ケースなどで使用する場合でも、できる限り密閉して使用してください。